得するコラム

ボーナスの使い道は金持ちへの分かれ道!金融マンのボーナス使い方内訳

Moneyandman

ボーナスの季節、無計画に使うのはもったいない!

欲しいものも貯蓄も資産形成も諦めない、そんな金融マンのボーナス話です

【オススメ】①支出削減のための出費をする

毎月の出費のうち、「大きなお金があれば出費を抑えられる」項目はありませんか?

まとまった額を払えば毎月の出費を抑えられるのならば、それは立派な投資です。

代表的な例「ローンの一括返済」

これにより月々の支払いが減るとしたら、ボーナスの使い道としては大変意味があります。

特に金利が高いものは、早く返すことが何よりも家計改善に繋がります。

ただし、借り入れ金利よりも高い利回りを獲得できる投資先があるならば、直ちに返済するのが正しい訳ではありません。

借入金利が年利1%なら、1%以上の利回りを狙える金融商品を買った方が理論的には正しい選択ですので、要検討を。

まとめ買いをして割戻を狙う

大量に購入した際に減額されることを会計用語で「割戻」と言います。

トイレットペーパーやティッシュなど、生活必需品で割戻を狙えるものはありませんか?

買いに行く時間コストも削減できますし、収納に余裕がある方はまとまったお金がある際に購入をするのがオススメです。

格安SIMへの乗り換えコストに

今や月々の支払いを抑えるには当たり前の手法となった格安SIM。

しかし、最新に近いスマホに乗り換えた上で、格安SIMを搭載しようとすると、どうしてもスマホ代がかかります。

かといって、分割で買うと金利や手数料が乗ってしまったり、中古にしても最新に近いスマホはなかなかいいお値段がします。

ここでボーナスの出番となります。

今や稼げる道具と化しているスマホ、投資という意味でもお金をかけてもいいかもしれませんね。

これで月々の支払いを抑えられるならば一石二鳥です。

時短家電に

共働きが増えたことにより、「家事の時短」はとても重要な問題ではないでしょうか。

時短することにより生まれる時間を、自己鍛錬の時間に当てれば、それはもう立派な投資です。

お掃除ロボや食洗機など、今は様々な時短家電があるので、ボーナスを機に検討してみてはいかがでしょうか。

 

筆者は健康のためにルームランナーを

健康が1番の資本であることは間違いないでしょう。

我が家は、健康への投資にジムへ通っていました。夫婦で月2万円かけて・・・・。

しかし、子どもが生まれたり、残業が増えてきたりすると、どうしても毎日の運動は無理になります。

土日に行くにしても、子どもを預けたり・・と手間やコストがかさむため、自宅にいても効率よく運動ができるよう、ルームランナーを4万円で購入しました。

これで月2万、長い目で見れば病気のリスクを下げられることからその経済的効果はもっとあるかと思います。

 

“米国立がん研究所(NCI)、米国立衛生研究所(NIH)、米国がん学会(ACS)などの研究チームによる研究では、ウォーキングなどの活発な運動を週に5日以上行っている人では、ほとんど運動しない人に比べ、がんの発症リスクが20%低下することが明らかになった。



【オススメ】②短期の出費に備える

想定外の支出から家計は痛み出す

急な出費により、生活が苦しくなったり、予定していた計画が狂ったりしたことはありませんか?

この想定外の支出がきっかけで、ローンをせざるを得なくなったり、資産形成のために用意しておいた投資信託や株を意図しない価格で売らなくてはいけなくなったりと、家計が痛み出します。

いつやってくるかわからない想定外の支出のために、すぐに現金化できる形で「生活防衛費」などを生活費とは別枠で用意しておきましょう。

では、だいたいいくら用意すればいいでしょうか。事例を元に考えていきましょう。

想定外の支出の例

・冠婚葬祭による出費

総務省統計局の資料では、「所得の高い層は平均5万円」「所得の低い層でも平均2〜3万円」かかるとされています。

世代によっては、結婚式が年4回なんてこともありえますね。その度にお祝儀や交通費やヘアセット代が・・と飛ぶと15万近くの出費になることもザラです。

http://www.stat.go.jp/data/kakei/tsushin/pdf/19_1.pdf

・仕事の都合による出費

「どうしても必要な資格が出てきて講座料3万円」「急な転職で引越しのため50万円」「送別会シーズンで5万円の外食費」「スーツにガタがきたので5万円」

などなど理由は様々ですが、仕事の都合となると避けて通れない出費になります。

・体調不良による出費

「ストレスで胃腸炎になり治療費が合計で3万円」「虫歯治療のためインプラントをし50万円」「銀歯は嫌なのでセラミックにして6万円」「親の急な体調不良による介護費用で5万円」

などなど、仕事と同じく避けて通れないのが急な医療費。ローンをする理由に「医療費支払いのため」は意外と多いことからも、備えの大事さがわかります。

以下、厚生労働省の資料によると、1人あたりの年間の医療費(自己負担額)は、30代で2.5万円ほどになっています。

https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12400000-Hokenkyoku/nenrei_h22.pdf

・身の回りのものの故障による出費

「冷蔵庫が故障して10万円」「メガネが壊れて1万円」

など生活必需品の故障により大きな出費がかかることが。

生活防衛費はいくらいる?

上記から、

・総務省の資料より冠婚葬祭の費用5万円

・厚生省の資料より30代の年間の医療費(自己負担額)2.5万円 × 2(夫婦) = 5万円

・一般的に生活必需品の中で一番高いものは冷蔵庫でしょうからその買い替え費用10万円

を考えると、最低でも20万円は必要です。

さらに、医療保険・健康状態・家族構成・仕事の内容なども考慮に入れるとより正確でしょう。

また、「転勤がある方なら急な引越しに対応できるだけ」というのも基準になりますね。

この生活防衛費の用意がない方は、ボーナスは絶好のタイミングではないでしょうか。すぐ現金化でき、かつ使い込む心配のない定期預金で確保しておくのをオススメします。


【オススメ】③中長期の資産形成を始める

「減る年金額、今私たちは何をすべきか」でも述べていますが、今の現役世代が老後もらえる年金は、なくならないにしても減っていることでしょう。

さらに、インフレが起きてもマクロ経済スライドで大きく調整されてしまったら、「年金だけでは到底生活できない」事態も念のため想定しなくてはいけません。

また、10年後にやってくる子どもの入学費・・などのためにも資産形成は必須です。

iDeCoを始める

iDeCoとは、減る年金額に備えて国が用意した「老後のための資産形成を推し進める税制優遇措置」です。

税金を安くする上では今最も有効な制度であり、資産形成と節税を同時にできるものです。

所得のある方には特にメリットは大きく、掛金の全額が控除対象という、他の節税措置(生命保険料控除など)とはレベルの違う節税効果が生まれます。

また、資産形成のために生まれた運用益は非課税になるため、ダブルの節税効果があるというわけです。

ただし、60歳まで支払ったお金は引き出せません。これをデメリットと捉える方もいるかもしれませんが、どうせ老後までに大きなお金を貯めなくてはならない(むしろiDeCoの枠だけでは足りない)ならば、引き出せないことはメリットに繋がるのではないか、というのが私の考えです。

始めるにあたりまとまったお金がいるわけではありませんが、お財布に余裕のあるボーナス時期にiDeCoを検討してみてはいかがでしょうか。

iDeCoについてはこちらも↓

iDeCoって具体的にいくら節税されるの?-iDeCoのメリット編

つみたてNISAを始める

つみたてNISAも同じく国の用意した税制優遇措置です。

通常20%ほどかかる運用益への税金が非課税になります。iDeCo同様、資産形成と節税を同時にできることになります。

つみたてNISAのメリットは、この他にも「金融庁お墨付きの投資信託が対象ファンドとなっている」ことも挙げれます。

お墨付き投資信託は、基本的に販売手数料が安く、またつみたて投資に向いたファンドばかりでです。投資信託の選び方がわからない投資初心者の方は、つみたてNISAの対象ファンドから選べば大きな間違いはないでしょう。

これも始めるにあたりまとまったお金がいるわけではありませんので、是非ご検討を。

つみたて投資の威力についてはこちらも↓

積み立て投資の威力「こんなに下がっているのにプラス?」



筆者の使い道は・・

ボーナスのオススメの使い道を話しましたが、実際筆者はどうかというと・・・

(1)毎月の出費を浮かせるための出費をする

→ジム代を浮かせるためにルームランナーを購入(4万円)

→毎年購入しているトイレットペーパーとキッチンペーパーとティッシュのまとめ買い(6千円ほど)

→食洗機の購入(8万円)

(2)短期の出費に備える

→既に準備はありますが、結婚式の予定がたくさん入ってきたため、お祝儀代として9万円上乗せ

(3)中長期の資産形成を始める

→つみたてNISAもiDeCoも既に始めているので、それ以外のところで投資信託を買い増し

 

今の所、今回の使い方にはかなり満足しています。毎年このようにボーナスを利用していると、「気づくと無くなっていた」ということは一切なく、「備えることができた」「新しいものを買えた」という安心感と満足感が募ります。是非ご検討ください。

 

 

ABOUT ME
miniko
✎︎元為替ディーラー(銀行員) ✎︎元運用会社(リスク管理部門) ✎︎証券アナリスト1次(2次は取ってません?) ✎︎ FP 生まれてくる娘のため、賢い金融との関わり方を模索中です。