投資信託

投資信託について、どれだけ理解していますか?

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「投資信託」と聞いて、どんなイメージを持たれるでしょうか。難しそうな金融商品・・・そんな感じでしょうか。

実際、投資信託について理解がある方は少ないようです。

投資信託に関するアンケート

上記のアンケートによると、約半数の方は投資信託の特徴を知らないという結果に。

資産形成のための中核的な金融商品である「投資信託」は、高齢社会を生きる一般家庭にとってとても身近で重要な商品。

しっかりと投資信託の基礎をおさらいをしていきましょう。



そもそも投資信託とは?

一般社団法人投資信託協会のウェブサイトでは、以下のように説明されています。

が、信頼できる説明ではあるものの、なんとも初心者には難しい・・。

では最も身近な金融商品「銀行預金」と比較してみましょう。

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「投資信託(ファンド)」とは、一言でいえば「投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用の専門家が株式や債券などに投資・運用する商品で、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの金融商品」です。

「集めた資金をどのような対象に投資するか」は、投資信託ごとの運用方針に基づき専門家が行います。

投資信託の運用成績は市場環境などによって変動します。投資信託の購入後に、投資信託の運用がうまくいって利益が得られることもあれば、運用がうまくいかず投資した額を下回って、損をすることもあります。このように、投資信託の運用によって生じた損益は、それぞれの投資額に応じてすべて投資家に帰属します。

つまり、投資信託は元本が保証されている金融商品ではありません。

この点は銀行の預金などとは違うところですので注意が必要です。

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銀行預金と投資信託の比較

■共通点

金融機関が資金を集めて企業に融通するという点

→銀行預金:銀行が預金を集めて企業へ融資

→投資信託:運用会社が資金を集めて企業へ投資

■異なる点

企業がその資金を活用して得た成果が誰に還元されるか

→銀行預金:企業が頑張った成果は銀行に還元される

→投資信託:資金の出し手(投資信託を買った方)に還元される

 

■具体的にはこんな違いが!

□貯蓄者(投資家)の収益

 銀行預金:固定(0.001%)

 投資信託:変動

□貯蓄者(投資家)の元本

 銀行預金:保証(1,000万円まで)

 投資信託:保証なし

□資金の運用の内容

 銀行預金:非公開

 投資信託:公開(運用報告書等)

■投資信託は経済成長のためのガソリン

今までは銀行が担ってきた「市中のお金を企業へ融通し、経済成長を促す」という役目。

それを、投資信託(運用会社)も担うことができるのです。

そして、投資信託の場合、これで得た経済成長の甘い蜜は、銀行ではなく国民が吸えるという点が大きな違いですね。



投資信託のメリットデメリット

※投資信託は元本割れリスクのある商品です。「リスクがある=分散効果がある=リターンがある」ですので、あえてデメリットには載せておりません。

メリット⑴

少ない金額から購入できる

通常、株式投資や債券投資には、ある程度まとまった資金が必要になります。しかし投資信託であれば、1万円程度から手軽に始めることができます。

メリット⑵

世界中の株式や債券などに分散投資できる

さまざまな資産に分散投資し、リスクを軽減することが可能です。分散投資の考え方が投資信託の根底にあるのです。通常、分散投資には多大な資金が必要となるため、投資信託がない時代は一部のお金持ちにしかできませんでしたが、今では投資信託を活用して誰もがお金持ちと同じ投資成果を狙えるようになったというわけです。

メリット⑶

専門家集団が運用する

投資信託は、経済・金融などに関する知識を身につけた専門家が、投資家に代わって組織的に運用します。また、個人では買えない・買いにくい海外の株式や債券、特殊な金融商品への投資も可能な点も、魅力です。

メリット⑷

透明性が高い

原則として毎日、取引価格である基準価額が公表されており、資産価値や値動きが分かりやすいことが挙げられます。また、運用の内容は公表されており、かつ、監査法人などによる監査を受けているため透明性も高い商品です。

 

デメリット⑴

 複雑でわかりにくい

投資信託という金融商品の仕組み、投資信託の選び方や購入する際の手続き、iDeCoやNISAなど投資信託に関連したサービスなど、複雑でわかりにくいことが多いです。

 

まとめ

投資信託は初心者にとってわかりにくい商品であることは確かですが、銀行預金など既に一般的に利用されている金融商品と比較すると、実は広く一般に利用されていい公共性のある仕組みであることがわかります。

銀行預金だけではインフレリスクに対応できません。

さらに、今後減るであろう年金の受給だけでは老後心もとない・・・という方も多いのではないでしょうか。

(実際、年金の運用を行っているGPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も一部、投資信託を利用し運用しています)

そんな方には是非活用していただきたい商品です。

 

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miniko
✎︎元為替ディーラー(銀行員) ✎︎元運用会社(リスク管理部門) ✎︎証券アナリスト1次(2次は取ってません?) ✎︎ FP 生まれてくる娘のため、賢い金融との関わり方を模索中です。